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お出かけの帰り道、木曾川堤防道路。
通り慣れた道、見慣れた景色だが、ちょっと一服。
対岸の犬山城が たくましく見える。
もともと落葉樹は少ないが、若葉が濃くなった。
薫風に映る景色も好きだ。
映している水の流れは かなり速い。
木曾川の水の恵みのエネルギーはとてつもなく大きい。
落ち着ける場所。
ここは 自分の一里塚だから・・。
市道富岡荒井線。 犬山ニュータウンから青木橋まで、
街路樹が「ひとつばたご」の並木通り。
この時季 雪を冠ったように 真っ白に花が咲き始めた。
「こりゃ なんじゃ?!」ということで別名「なんじゃもんじゃ」。
果たして街路樹に向くか、耐えられるかと心配されてきたが、
いまのところ、台風シーズン前のきつい枝落としにも耐えている。
ひとつばたごは、九州宮崎あたりと木曽川中流域にしか自生していない「レア樹木」で、入鹿池堤防下南に自生地があり、国の天然記念物に指定されている。
砂遊びに夢中だったのに、突然、
幼な児が「おじいちゃん! ねえ、この花は なあに?」
うーん よく見つけたな。
自分の背丈より、うんと高いところに付けた花。
じつはみかんの花の まだ つぼみ状態。
「みかんの花の 赤ちゃんだよ」
「えっ? みかんの赤ちゃんじゃないの?」
「みかんの赤ちゃんをつくる花の赤ちゃんだよ」
ややこしや、ややこしや・・。
これ なーんだ?
家族にたずねたが だーれも知らない。
たずねた本人も今日知ったのだから。
出先の並木道の下で見つけてびっくり。
ヒマラヤ杉並木に「松かさ???」
ヒマラヤ杉の実(雌花)が、強い風で振り落とされたもの。
樹高15~20㍍のヒマラヤ杉。
人の目には届かないような高い位置にいっぱい付いている。
手前の開いていない、形の青い実(球果)で夏までに育ち、
秋に開花し翌年初夏に熟すとか・・?
下に方から秋に実が開き、雲母状の種を散らして剥がれ落ちる。
先端がポロッと落ちると、シダーローズともてはやされる、
クリスマスリースやブローチの材料になるという。
樹もでかいが、なんとも気の長い花と実の話。
雌雄同株で雄花は開花期に合わせて十数㌢に伸びて粉を撒くらしい。
竹馬の友が旅立ち、野辺送りした。
凛々しい子たち、健やかなお孫さんたち。
幼い子たちには 野辺送りは いちだんとつらいこと。
集まった竹馬の同窓生も 心が痛む・・。
「人間の価値は、
いかに周りの人を幸せにできたかで決まる」
夫婦、家族、職場、社会で
どれだけ周りを幸せにしている
私であるだろうか
=吉岡愛和=
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