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秋晴れ。
村祭り。
18号台風 暴風域、 すこしはずれて 被害微少・・。
稲刈り準備も きょうはお休み。
久しぶりに 出会えた 幼な友だち。
子ども獅子連の にぎやかな声・・。
まつり好きなDNAが おおよろこびの一日・・。
そのむかし ここは竹材の一大産地だった・・。
あの戦争が始まるまではね・・。
長老から よく聞く。
1980年代、いよいよ住宅地化がすすみ、竹ヤブまでもが「市街化区域」に指定されるところが続出する。
タケノコ採りを兼ねた竹林がようやく残るほどになり、竹ヤブは生活ごみ、産業廃棄物の不法投棄の場に狙われる。
地主は やむをえず 伐り払って暗闇のゴミ投棄者から自衛せざるをえなかった。
竹林は10年たたずして 姿を消していった。
「孟宗竹」。
やっと生き延びた竹林も手入れも不十分で 窒息死寸前。
子どもの頃、(増えすぎて害鳥化していた)スズメの大群を、ねぐらの竹ヤブに仕掛けたカスミ網で、一網打尽に捕獲した。
村人みんなで慰労の「焼き鳥」大宴会。焼きトリ食べ放題!!
スズメ追っかけ竹取物語を体験した仲間も少なくなったなあ。
(注)その昔、カスミ網捕獲は害鳥化した雀の退治に許されていた。
10月10日は「秋晴れの特異日」。
ことしも 18号台風一過の「日本晴れ」。
きょうは 「子ども未来園(保育園)」の秋の運動会。
かわいい歓声のにぎやかさが心地よい。
子どもは地域の宝物。
この国の未来からのお客さま。
そのむかし ここは竹材の一大産地だった・・。
あの戦争が始まるまではね・・。
長老から よく聞く。
1633年 巨大な溜め池:入鹿池が築かれて、
水がかかるところは田んぼに新田開発され、里山の恵みと民の汗で、肥沃でおいしいお米のとれる美田となった。
水のかかりが難しいところは、桑園(養蚕)、竹林が広がった。
1868年ご維新後人口増加、水田開発がすすむと、竹林は活気づいた。
水田の稲刈り後 ハサ掛け用に尾張平野一円に、竹材が求められ、ご当地は竹材の一大産地・集積地でも栄えた。
1960年代、鉄パイプ資材の出現や、農協にライスセンター(乾燥施設・貯蔵施設)が普及すると、ハサ掛け・自然乾燥は、長時間作業と「お天気次第」が疎まれて、竹材は貧乏百姓の道具と目されてくる。
1970年代から、大都市のベッドタウン化の大波に呑み込まれるように、竹林は次々と宅地化されていった。
この時期に、台風18号 大接近。
この秋 いちばんの日本晴れが一転、”伊勢湾台風”以来の大型台風。
雨戸を釘打ちで補強して備えるなど、まさに50年振り。
今のうちに ひと眠りしておかなければ思いつつ台風情報に釘付け。
コースは伊勢湾台風コースだったが、
徐々に東へ”13号台風”コースに移る。
風向きが”裏風”になり、備えが手薄な方となる・・。
早く 台風一過の秋晴れが 見たい・・。
【写真上】台風情報。NHK-TVから。
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