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朝、新聞広告に目が釘付けになった。
i.e.i.社のブロンズ像作品の通信販売広告・・:
「合掌地蔵菩薩 十大御利益祈願 ”祈り“」
何とも ことばで表わしがたい、地蔵菩薩像の姿写真。
そして、洗練されたキャッチコピー。
長文だがそのまま書き留める・・:
【
古(いにしえ)の昔から、人は願い事があると、十の御利益があると伝えられる地蔵菩薩に手を合わせ、祈りを捧げてきました。
今の幸福を大切にしたい、苦しみから逃れたい、悩みから解放されたい、と願う気持ちはいつの世も変わることはありません。
「合掌地蔵菩薩 祈り」は、毎日あなたの手のひらで慈しみながら願をかけていただける、身近なお地蔵さまです。
お手にとって地蔵像を撫でることで、いつしか優しいぬくもりに心が癒されていくはず。静かに祈りを捧げれば、きっとお地蔵さまをより身近に感じられることでしょう。
】
(=2009.10.31.日本経済新聞 38面 インペリアル・エンタープライズ株式会社の新聞広告から転載=)
( やっぱりもっと言いたい・・ )
9月市議会本会議: 一般質問のひとコマ。(つづき)
「法務局出張所が統合で廃止される。
地域に散在する児童センター、公民館、老人憩いの家をまとめて、跡地に総合地域センターを創れないか」
市内西部の学区地域。
この50年間に29町内会、人口一万人に膨らんだ。
「地域の子どもは地域で育てる」、
「地域の自助、地域の相互扶助」、
「ありがとう。お互いさま。おかげさま。」の思いが、
地熱のように高まる。
行政に頼らない、助成金・補助金に頼らない、ご近所の絆をもっと深めたい、と動き出した。
そしてこの夏、
住民主導ではじめて「盆踊り大会」など交流が成功した。
9月市議会本会議:
(市長答弁)「買う土地建物の買い値が、手放す土地建物の売り値で目途が立てば理にかなったものと考えます。」
(担当部局答弁)「現所有者が要らなくなったから、利活用する気があるか、と言ってきてから検討します」。
理念やビジョンは気付かない振りして、
的外れな(その場しのぎ?)答弁。
「高齢少子化、老若男女・地域のふれあい・相互扶助の希薄化がすすむ21世紀。 身近な地域でのふれあい交流の場を充実したい」、と質したはず。
行政の単なる事務手順を、議会は聞き流すだけ。
議会とはなんぞや。
首長の理念は?このまちをどうしたいの?
(数字合わせの方法論はもっと先の課題だろうに)
そのまま議論が深まることも無く、
議会は言いぱなっしの場。
これって、マンネリ化した議会運営の制度疲労か。
本旨が伝わらないノー天気なすれ違いか、単なる怠惰なのか?
「このまちを、だれもが住みたくなるような都市にする!」
これがみんなの願いで、明解この上なし。
それを目指して付託されたリーダー、ナビゲーターが、
首長であり、議会であり、行政当局だろうが・・!
人口十万人足らずの地方都市の市議会本会議中のひとコマ。
国の行政改革、電子化がすすみ、法務局出張所が廃止され、人口三十万人都市の支局へ まもなく併合される。
「その跡地に、市内西部地区に散在し手狭な公民館、老人憩いの家、児童センターを集中して利便向上を はかれないか」と一議員が質した「一般質問」。
市長が答弁:
「既存の施設を売却し、財源が確保できる目途が立てば、複合的な施設にすることも理にかなったものと考えます」。
市役所担当部局が答える:
「現時点では何も来ていないが、法務局側から跡地の具体的な利活用について照会が正式に来た段階で検討します」。
これって、どこか「すれちがっていないか?」
小さいまちながらも、歳入歳出予算規模は230億円。
人件費半分でも100億円規模の事業費枠の配分問題のはず。
そんなことより「もっと好くしたい」かどうか。
「欲しいか、要らないか」。
欲しければ、こちらから打診を仕掛けるのが第一歩。
もう ひと昔前になるが、駆け足で海外拠点を訪ねて出張した。
フランクフルト、ロンドン、ニューヨーク、ロスアンジェルス。
時差ぼけを少しでも和らげるため、東へ東へと向かう。
それでもユーラシア大陸横断と、太平洋ひと飛びはきつかった。
ドバイとハワイとかで 休息がほしかったなあ・・。
21世紀は「アジアの世紀」。
五大陸からやってくる人びとは、時差ぼけの洗礼を受ける。
時差ぼけ馴らしには、東西に時差5~10時間ぐらい飛んでは、
ショートステイを 行程に入れると 身体が慣れていく。
ショートステイ観光にピカイチは、アジアなら“TOKYO”。
フジヤマ、はとバス、おいしい水。 治安の良さはダントツ。
なにより、青い海、緑の大地。 ほど好い気候と お日様。
アジアの玄関「TOKYO」。もてなしの国、「ニッポン」。
トランジットステイ、ショートステイも 大歓迎。
お気に召したら、今度は本格的に「ニッポン探訪」の旅へ。
格安海外パッケージツアーは ソウル(仁川)経由が強い。
ワールドカップ日韓共同開催が キッカケかな。
・・・悪友が茶化してつぶやいた。
ソウル(仁川)には格安ツアー観光客が いっぱいいる。
格安航空会社の乗り入れる国際路線が いっぱいある。
格安航空会社便の機内サービスも そう悪くないよ、とも。
なぜ、格安航空会社はソウル(仁川)に来て、
成田、羽田、関空、中部へ来ないか。
国際線で出入国するとき「施設利用料とやらで、
2000円とかを日本円で用意してください」とやられた。
この関所の駄賃って なあに?まさか袖の下ではないだろう。
そもそも、国際便のニッポンの着陸料が80万円、90万円。
こんなド高い関所料が 世界に通用するかいな。
乗客一人当たり ン千円以上。格安航空会社がくるはずがない。
空港会社の投資回収独立採算が 国益国策に合うのではなく、
できるだけ多くの人びと(そして物流貨物)がやってくること。
なるべく長く、楽しく滞在してもらうこと。
ひとりでも多くがニッポンを知り、ニッポンファンになること。
そのためならニッポン国民は負担もできように。
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