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「花咲か爺さん」の話し。
この国の人は極寒の冬にも明るく生きる智恵があった。
落葉樹が秋には紅葉して葉を落とし、
極寒を耐え抜く備えとする智恵に 人は多くを学ぶ。
先人は雪降りも、冠雪も「綿帽子かむり・」と明るくやり過ごす。
逆らわない。 流れに乗りながら 次世代を生かす力を蓄える。
「花咲か爺さん」は哀しい響きだが 明日への期待と覚悟の表れ。
冬には 冬にやることをやろう・・!
( 花咲か爺さんの 象徴: ケヤキの樹。)
花好きのご近所さんからいただいてから、3年。
毎年 皇帝ダリアを二株育ててきた。
今年は10月(!)に台風に首から上をへし折られた。
もうだめかと思ったが、すぐに新芽が出て11月には花咲いた。
メキシコ原産 別名Tree Dahlia。草丈3~4m。多年草。
花は直径20cm、一重で8弁のピンク色。
場所が合えば草丈5m級になるそうな。
来年こそ 高さに挑戦してみよう。
12月初霜、初雪でまたたく間に 地上部は枯れた。
茎は まるで孟宗竹ほどに頑丈。
切り口からは大量の水(樹液)が ほとばしった。
(五年ほど経った古株。掘り起こすとこの姿。)
仕事先で お客さまと腹ごしらえに。
このごろ「はまっている」というプリウス ハイブリッドで。
100KM先の第二工場へ出向くときも、 レクサスでなくプリウスで行くそうな。 自動車メーカー向け素材供給をする仕事柄、「クルマ」「走り」にこだわっていたのに、このごろは「燃費」と「セーフテイドライブの良さ」にも目覚めたそうな。
高速を追い越し車線で「お先にドライブ派」だったのに。
走行車線を流れに乗って「ゆったり走る派」の心地よさ論がポンポン出る。
静かさ。そして何より燃費の良さに ご満悦。そして環境。
「疲れない走り」にこだわってきた自分も 心変わりしそう。
環境問題、オイル資源限界論から、電池自動車が本命視されるが、
2012年ごろまではガソリン+電池のハイブリッドが主流とか。
電池自動車が加速性能、走行持続距離、取得価格パフォーマンスで、ハイブリッド車に肩を並べられるまで 安定した技術・性能を出せてくるには2013年ごろまでかかるだろう、とか。
ハイブリッドカーメーカーと取引しながら、蓄電池メーカーとも共同開発取引している人が見通す弁に、「さもありなん」と思うことしきりなことばかりだった。
きょうのランチタイムは、業界現場・開発最前線が覗けて愉快だった。
(やっぱり自分も研究開発の現場に戻りたいなぁ・・)と未練も・・。
【写真】トヨタ 新型ハイブリッド・プリウスのエンジンルーム。
初雪の朝、お墓参り。
一面に、白化粧。
花筒も凍り付き、お線香も雪の中。
寒い思いをさせて あいすみません・・・。
お墓から帰り道、自分の足跡をたどりながら、
いちだんと 清められた気分。
景気指標の設備投資指数を引っ張ってきた業界は苦闘中。
業界の年間売上高規模で見れば、
依然として この国は 工業(輸出)立国。
自動車業界53兆円、建設業界49兆円、家電重電業界41兆円、不動産業界37兆円、化学業界28兆円、石油業界27兆円。コンピュータ業界23兆円、電力ガス業界23兆円、鐵鋼業界21兆円。OA機器デジカメ業界23兆円。
・・いずれも安静期、養生中。
通信業界11兆円、ソフトウエア業界10兆円、移動通信業界9兆円。医薬品業界8兆円、アパレル業界8兆円、食品業界7兆円、住宅業界6兆円。
新規雇用が狭くなり、勤労者所得も停滞か縮小する中、
「衣食住・教育教養・医療福祉など生活関連産業の拡充待ち状態」との論評も。ここは作る者、造る者、提供する者と、 享受する者との 知恵比べ。
だが、IT・情報通信関連は、
技術力・サービス力の向上で未来は明るい。
(2009.12.24.クリスマスイヴ JR名古屋駅前 夜景)
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