カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

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一般社団法人への道のり

パーマリンク 2010/06/02 00:06:35 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 ある国家資格保有者のみを会員とする協会:いわゆる社団法人の年次総会に出席した。
 公益法人制度改革の真っただ中に在る法人の、県支部の通常総会。この国には2万5千余の社団法人がある。この時期総会オンパレード。

 
 前年度事業報告と収支決算承認に関する議案。
 今年度事業計画(案)と収支予算(案)承認に関する議案。

 過去半世紀50年もの歴史のある社団法人で、総会成立要件の出席数を上回る議案賛成委任状を集めた上での議事進行で、付議議案は拍手で承認。招集理事者側は ヤレヤレ、めでたしの感。

 そもそも主たる事業のエンドユーザーが その事業の成果を喜んでいるか、経済社会から喜ばれたのかなどが、明記されず、言及されずに淡々と「資料が説明されていく」だけ。
 
 いま公益法人制度の改革が進行している。
 きょうの社団法人は「一般社団法人」へ移行するという。
 
 5年先、10年先に、「どんな一般社団法人になりたいのか」が見えない、語られないままで閉会挨拶となり、不完全燃焼な気分だけが重いおりものとなった・・。

50年前の新入「社員のしおり」 -2-

パーマリンク 2010/06/01 01:35:17 著者: モリゾー
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 本箱の奥から出てきたポケット版。昭和34年3月初版発行。
 大阪商工会議所発行「社員のしおり」~職場のエチケット~

 手取り足取りの新入社員研修の第一歩の項目がずらり。


 体脂肪を絞れるだけ絞って、精一杯がんばっている多くの、今どきの企業からみたら、 これくらいのことは、入社する前に、卒業する前に、20回シリーズぐらいで学習してきてくれよ、と言いたくなるほどの内容も多い。

 若い人、たまたま就職氷河期に就職時期を迎えた人たちにも、学習して欲しいことがらでもある。
 数年間に何度も仕事を、働き場を、会社を変えざるを得ない場合、これらの心得を身に付けるチャンスがないヒトもでてくる。

 企業人、社会人としての入門教育・集中学習を若い人たちが、等しく学べる機会を用意することも、「若い世代への社会保障」だと考え、その機会を提供する社会体制の構築が望まれる。

50年前の「社員のしおり」

パーマリンク 2010/05/31 00:05:03 著者: モリゾー
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 本箱の奥から出てきた、半世紀前の新入社員のトラの巻。
 「商工経営シリーズ」全12集。大阪商工会議所・発行。

 第1集は「社員のしおり」~職場のエチケット~
 昭和34年3月初版発行。小振りな 30ページのポケット版。

 冒頭のことば「明るいスタート」から(部分を抜粋):

 ~: これからの勉強は、学校のそれと対象が違う。その対象となるものは、会社に関するものであり、仕事の関するものであり、更にまた、社会人としての必要な知識と技能である。

 それは単なる糸口であり、単なる第一歩にすぎない。これらのことは社員としての今後の生活の中から、或いは先輩から、或いは書物から、そのほかいろいろな方面から教えられ、また自らまなびとることになる。

 明るい希望に燃えて、元気よくスタートしようではないか。  :~

 「日常の心得」「秩序の維持」「礼儀正しく」「仕事のねらい」「仕事の改善」から「命令の受け方」「報告の仕方」「文書のかき方」「文章の整理」と辛抱強く展開していく。

 そして「応対の心得」「会話の心得」「電話のかけ方」「連絡と協力」「失敗したとき」「公私の別」「正しい態度」「働きよい服装」とつづく。

半世紀前のトラの巻

パーマリンク 2010/05/29 00:57:45 著者: モリゾー
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 本箱の奥から 色あせた小冊子が何冊も出てきた。
 葉書きよりも小振りな 数十ページのポケット版。

 「商工経営シリーズ」全12集。大阪商工会議所・発行。
 第1集は「社員のしおり」~職場のエチケット~
 昭和34年3月初版発行。
 すっかり日焼けしたみたいだし、留め金は赤錆びている。

 第2集「事業の運勢 独り判断」~経営分析と損益分岐点~ 
 第3集「売上代金回収虎の巻」~得意先検定法~
 ・・
 第11集「事務改善の急所」など。



 昭和34年といえば 伊勢湾台風の年でもあるが、
 日本の経済は製鉄、造船、重電機など重工業化へまっしぐら。
 臨海工業用地、太平洋工業ベルト地帯ともてはやされた。

 15歳、18歳は金の卵の異名のはしりで、
 家庭のしつけ、学校の社会生活教育訓練の足らないところは、
 企業が新人教育、職務知識教育、技能教育訓練を1~2年間も費やした。

 50年 半世紀前。
 独身寮と新入社員教育訓練は、「ヒト、モノ、カネの欠かせない経営資源」の柱として、重要な経営戦略だった時代。

ひとは なぜ 旅をするか

パーマリンク 2010/05/28 02:01:23 著者: モリゾー
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 「 ひとは なぜ 山に登るか 」

  ・・・・・ 「 そこに 山が 在るから 」


 「 ひとは なぜ 学ぶか 」
  ・・・・・ 「 ひとは 生きるために 学ぶ 」
 「 ひとは なぜ 生きるか 」
  ・・・・・ 「 ひとは 学ぶために 生きる 」


 いま、ちょっぴり、旅に出たい気分。

 「 ひとは なぜ 旅をするか 」

  ・・・・・ 「 そこに ひとが 居るから 」

 そう、ひとは 旅に出る。
 いろいろ見聞体験するだろうが、
 出会ったひとの 生きざまを 学ぶ。

 ひとには 出会わなかったとしても、
 書き留めたり、だれかに見聞体験を 語りたがる。
 

  ・・・・・ 旅は 人生の教師である、とか。
 「 ひとは 旅を する 」「 そこに ひとが 居るから 」

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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