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小弓の庄平成20年度自主企画。しめ縄作り講習会。
平成20年11月23日(日)に今年も開かれた。
犬山市内のほか近隣市町からも 参加者22名。
“お師匠さん”の地元長老の先生はじめ、小弓の庄企画委員、運営委員も加わって、にぎやかに あるいは黙々とすすむ。
材料は一年がかりで用意。
昨秋もち米から種籾を確保し、種まき、本田植え付けも区別して田植えをする。
真夏の8月、出穂直前に青刈りで刈り取る。
稲わらを 風通しの良いところで陰干しし、気長に乾かす。
わら細工は初めてのひと、去年につづいて二度目のひとなど、
それぞれに おのれの手の器用さ不器用さで 手を撚り合せる。
去年のしめ縄のご利益か、ことし思わぬ大病も無事乗り越えられた話しなど、聞きながら気合が増す・・。
ざっと2時間で、2、3個できあがり!
来年が良い一年でありますように・・。
「羽黒地域 農地・水・環境を守る会」平成20年度活動が 11月22日(土)に行なわれた。
犬山市羽黒 堀田・鳳町・稲葉の町内の有志の集まり「昭和会」を中心に、30数名が参加。
今日は、半の木川、伊八サクラ並木一帯の、草刈りやゴミ拾いなど。
日ごろ鍛えしこの身体!
草刈りも ゴミ拾いも サクラ並木の手入れもお手のもの。
段取りの良さ、手際の良さ!すいすいとはかどる・・。
稲刈りを終えた田んぼ一帯は、秋晴れの陽射し。
我らが お山「尾張富士」も穏やかに見守ってくれる。
すっきりとした伊八サクラのもとで、
差し入れのお茶のおいしかったこと!
五条川。
晩秋の色。 葉を落として 冬支度するサクラ並木。
紅く色づいた葉っぱを落としたサクラたち。
空が広くなった。
この眺め 一等地の脇で、
この秋、分譲住宅開発が進んでいる。
五条川。晩秋の色として、目立たないが、
川面いっぱいにまで拡がったヨシ(葦)もある。
5年ほど前に、通水をよくするために
川底に溜まった土砂をブルドーザーで取り除いた。
その後一夏ごとに、ヨシ(葦)が復活し、毎年拡がる。
地下茎はたくましく、ひと夏に5、6㍍以上も伸びて、
2~30㌢ごとに根を下ろす。
水の流れの弱いところがつぎつぎとヨシ原になる。
暑さが厳しい夏ほど 勢いが強まるように思える。
根元には泥が溜まり水の流れをせき止める。
土砂がたまるだけでなく、心無いだれかが放り込んだ家庭ゴミの類いも貯まり異臭を放ち、美観を損ねる面もあるが・・。
とくによく放り込まれる箇所には、五条川沿いの家々の家族がいっしょに川面に入って、ヨシ(葦)の除草作業を何年か置きにやっている。
ヨシ(葦)の群生したところは、
旺盛な成長力が汚泥の中の分解をすすめてくれるようで、
生活汚水が流れ込んでも、ヨシ原がかなり浄化してくれる。
ここを隠れ場所にするのか、巻貝や小さな生き物たちが集まる。
課外学習で小学生らが 生きもの調査に来てくれたりする。
水鳥たちも よく来てくれる。
自分が子どものころ、五条川は、
近所の子どもの、格好の水遊び場所だった・。
やがてどの小学校にも25㍍プールが設置される時代になる。
伊勢湾台風のころに、
サクラ並木の両岸にはフェンス、柵が張られ、
「よいこはここで遊ばない!建設省・○○市」という看板が立ち並んだ。
「泳ぐ」「自分の身体は泳ぎで守る」のが当たり前と思っている。
川の中で水遊びをする中で、泳ぎも覚えた。
しかし その泳ぎは、流れも、うねり・波も無い「プール」という大浴場で、学校の先生に教えてもらう時代へ変わってしまった。
幼な子も子どもも、おとなさえも、
恵の水に親しむ場所から締め出されてしまっていた。
その「よい子はここで遊ばない!」の看板は、このごろとんと見かけなくなった。
この国の河川の管理方針、子育て、教育の時流が右往左往しているからか・・。ビオトープとか、川づくりとかが 声高に唱えられたりして。
五条川は サクラの花見だけでなく、川原で水に親しむところへ復活してやりたい。
心配なことがひとつある・・。
たとえヨシ(葦)の群生しているところでも、生活ゴミを放り込まないで欲しい。
それとびんや缶を投げ込まないで!!
子どもたちが 安全に安心して川原あそびに興じられるようにしてやりたいから・・。
五条川の恵み、水の恵みを 川原の中からも会得してほしいから・・。
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