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2008年3月の米証券大手(高度な自前の金融工学技術を持っていた)ベアスターンズに続く、9月の米証券大手:リーマン・ブラザーズの経営行き詰まりをキッカケに、
ニューヨーク発金融危機は、
リスク再保険の雄:AIG保険への“安楽死”通告的な救済を施しても、それまでの回避努力を上回る信用収縮から、数日間という短期間内に連鎖して、
世界同時経済危機となった。
自動車の購買意欲消失により、米・欧・日・亜の自動車メーカー、部品メーカーは直撃を受け、営業利益は吹っ飛び、営業赤字転落への連鎖となった。
企業存続・再投資のための利益準備金で凌げるところと、
備蓄不足で資金繰りが付かないところで 明暗を分けている。
株主配当金の無配当、配当減額を懼れた経営責任者は、
役員賞与返還、役員報酬カットの前に、非正規社員、短期雇用従業員に雇用打ち切りを宣言し、実行した。
“企業は人なり”“人の熟練・技能が、品質と生産性・効率と技能継承の源泉だ”と標榜したにもかかわらず、四半期ごと財務情報開示で株主の顔色伺いをしのぐために(株価維持)執行実績つくりを優先した、との声も聞くが。
日産自動車の建て直しを進めた、カルロス・ローン氏は、
自動車産業が消えることはない。車は単に早く、運ぶための文明利器だけではない。“車に乗る楽しさ”は永遠に消えない。需要と供給のバランス方程式や係数・変数の組立て直しがあり、それにどのように関わり合うかが問われているのだ、という。
“車に乗る楽しさ”は消えない。
車種の選択、乗りつぶしまでの期間は、確かに見直すだろう。
次に車を求めたくなったとき、どこの車、どの車かは、一層慎重に選ぶだろう。
車好きの者には、やはり “車に乗る愉しさは永遠に消えない”。
五条川の両岸は ソメイヨシノのサクラの並木道。
散策していると、
ところどころに 錆びつき古びた立て札が立っている。
「あぶない!(よい子は)ここでは あそばない!」
小さな子が 溺れかかっている図柄。
当時の建設省河川局所轄の全国の河川で、立てさせた「高札」。
(その後 この高札掲出は撤回されたと聞いた気がするが・・)
大げさでなく数十年くらい前に立てたと思われる立て札。
毎年 サクラの葉の毛虫駆除薬剤散布や、
土手の草刈りをしているが、立て札はさび放題。
自分が子どもの頃は、魚とり、水遊びは やり放題で楽しんだ。
いまではフェンス、ガードレールで立ち入り禁止・・。
京都・加茂川、神戸・御影川に劣らない、絶好の親水公園に、
親水の川原・水辺にできるのになぁ・・。
「 21世紀 “世界を引っ張っていける国”は、
つぎの四つの要素を 備えている国である。
(1) 若くて、人口が伸びている国。
(2) 資源が 豊かな国。
(3) テクノロジーを持っている国。
(4) 経済システムが透明で、説明責任がある国。 」
・・・・これは、国際問題アドヴァイザー・岡本行夫氏のことばだ。
(2009.1.5.日本経済新聞「世界この先」岡本氏の論調)
経済大国であること、
責任ある行動がとれる国
(世界的に、地球的に、平和、治安、安全確保、人権、・・に責任ある行動、説明責任が果たせる国か)。
・・・これらも 欠かせない要素と思うが、
岡本氏がいうように、
「これらの要素を すべて備えているのは
いまのところ米国だけ」。
中国、インドが“世界を引っ張る国”へ台頭している・・。
こなたを見ると、
永田町、霞ヶ関、メディア各むら の対応と言動と“ココロザシ”が
井戸の中の騒動、
かちかち山の劇中劇 ロングランに見える。
つもりちがい十ヶ条
高いつもりで低いのが 教養
低いつもりで高いのが 気位
深いつもりで浅いのが 知識
浅いつもりで深いのが 欲望
厚いつもりで薄いのが 人情
薄いつもりで厚いのが 面の皮
強いつもりで弱いのが 根性
弱いつもりで強いのが 自我
多いつもりで少ないのが 分別
少ないつもりで多いのが 無駄
以上、つもりちがい十ヶ条。
年賀で訪ねた檀那寺でいただいたことば・・・。
後世、大和、畿内の○○天皇稜といわれる古墳群に劣らない巨大な古墳。
「東之宮古墳」に祀られる“王”東之宮さん。
近年木曾三川流域とくくり語られるが、この豊かな地方の民の力、治める“王”の力は、
この国の歴史を動かす原動力(水源)であった。
政治・外交(武力)、経済・社会、生活・文化にわたり、影響力を持ってきた。
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犬山・各務原から岐阜・大垣の古墳群の王たちと、
後の世の美濃国、尾張国、三河国、伊勢国などが、
日本国の歴史の変革者・推進者であったことを想う。
大和朝廷・律令国家へ体制固めの壬申の乱(672年)、
鎌倉幕府・執権政治へ体制固めの承久の乱(1221年)(源頼朝の母は、熱田神宮宮司の娘)、
足利幕府後期の趨勢を決める信長上洛(1568年)、
土岐氏・木曾義仲・本能寺の変(1582年)、
豊臣関白政治へ、小牧長久手の戦い(1584年)、
徳川幕府(1603年)基礎固めと各国お城つくり町つくりに要る建築用材の供給基地:木曾・筏流しのお目付け役としての成瀬氏犬山城主などなど・・・。
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あらためて知る・・・:
「東之宮古墳」はどれよりも巨大で、
その位置取りの、際立つ的確さ!!
※ なお東之宮神社は目下、発掘調査後期で、整備の上 あと数年後 参拝できるようになる見込み。
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