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きょうは 伊勢湾岸自動車道・刈谷パーキングエリアで、
手早く 腹ごしらえ。
施設の一隅に、目が クギづけになった。
ツルとカメ。葉牡丹。真っ白な石浜。
・・・みどりの蓬莱。
目を凝らすと スギの枝葉!
この近くの「安城農林高校 森林環境科」の作品とある。
この季節に みどりいっぱいのしつらえがうれしい。
つぎの季節にはどんな景色になるだろうかな。
今年の冬が 格別に寒い年とは思えないが、
このところ野辺送りにでかけることが多い。
98歳、48歳、86歳とつづけて、野辺送りした。
それぞれ身近な存在の人たちで、
そのライフステージを思い巡らしている。
きょうの通夜式では お坊さんからありがたい話をうけた・・:
「人はこの世に生を受けた瞬間から、
長い人生のカウントダウンが始まっている。
いつ、ゼロ、ナウとなるかを、だれも知らないだけだ。」
ぜんまい時計が きょうも チクタクチクタク 時を刻む。
あしたはこうしたい。こんな情景につなげたいと、
まだまだ やりたいことばかり。
カウントダウンは忘れて、さらに一歩 前へすすみたい・・。
桑畑の跡に 梅の苗木が植わった。
あれから4年目の春。
ひょろひょろだった苗木が、幹らしくたくましさを増す。
枝先を軽く曲げて 枝を横へ張る。
添え木、支柱、綱をはずしても 枝ぶりが落ち着いてきた。
節分のころには 咲き始め、ここ10日は満開状態がつづく。
花期の長さでは サクラもかなわない。
枝ぶりを想定しながら12~1月に剪定する。
花つきをよくするか、枝の張り具合を整えるか・・。
ここまで花が 咲きそろってくれると、
はさみを入れるのが ためらわれる。
もう一年先まで待ってもらえたかな・・。
住宅産業界の沈没消失が、なぜ全産業でここまで、
世界中の金融、経済の沈没消失に直結したのか。
巨額のスポンサー料・広告費のクライアント。
その顔色をうかがうマスメディアは、
深淵に踏み込まず、知っても言わず。
受信料・購読料・検索接続料を払ってくれる大衆が、
気づくのをおそれている。
気づかないように、画面・紙面は舞台替えに狂奔する。
「金融工学商品」「利回りのよい金融新商品」は、
あらゆる金融債権に拡がっていた。
銀行の不良債権、自動車版サブプライムローン、高額家電ローンから、
産業用機器・耐久消費財リース債権、知的財産権信託債権に至るまで。
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“住宅”サブプライムローンの破たんが爆発した9月。
その一ヵ月後には “自動車”GMが破たんしはじめた。
そのとき、アメリカGM社の自動車新車販売台数競争の勝者は、
金融子会社GMACを使った、
“自動車版サブプライムローン”の仕掛け人で、
「自作自演のバブルの王様」の、自業自得の自爆・連鎖だった。
これを教えてくれる、マスメディアがいなかったことを恨むより、
「なぜ、アメリカでは、2年ごとに新車に買い換えるのか?
なぜ、格差の社会で、
分譲住宅、大型クルマ、大型家電の暮らしが普及するのか? 」、
疑問に思ったときに、よく考えなかった自分が 哀しい・・。
“100年に一度の経済危機”
2008年9月、それはリーマンブラザーズの自壊からはじまった。
住宅サブプライムローンの証券化という「金融工学」金融商品に、
世界中の大中小の証券・金融会社が群がり食いつくし、
ウオール街発“劇薬サプリメント”で、肥満児だらけになっていった。
そのウオール街は、四半期ごとの“株価企業価値”の先物買いをあおり、
株式・債券の売買手数料収入のかさ上げ競争ゲームに明け暮れした。
住宅サブプライムローンの借り手の行き詰まりが社会問題化し、
“アリの一穴”、一気に枠組みの堤は決壊し消失した。
IT立国。金融工学立国。
その場外暴走、制度自爆の修復と、
秩序回復のコスト負担の代償は あまりにも大きい。
金融工学・金融新商品・・・:
不動産貸付と住宅サブプライムローンの証券化金融商品。
知的財産信託の証券化金融商品。
貸し出し債権のバルク売り(はかり売り)証券化金融商品。
小売業界掛け売り債権の証券化金融商品。
産業用&消費者リース債権の証券化金融商品。
そして、CO2排出権の証券化金融商品時代の到来・・。
これがIT立国、金融工学立国の戦略・筋書きなのか・・。
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