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NHKテレビの長寿番組「その時 歴史が動いた」が最終回で幕を閉じた。
2000年の初回「天下の分け目、天王山の戦い」から、9年間。
本能寺の変で、「この国の流れ」が、限られた権力者族の世のためより
「知恵と力のある者が人(民)の世をつくる流れ」に、潮目を変えた戦いだった、
と言い切った切れ味で、根強く支持された番組。
秀吉の世は、秀吉の個人的な暮らし振りや人情で語るのではない、と言った。
太閤の検地で、課税台帳と耕作地面積割賦課(米の作況に左右されない安定した徴税制度の確立)。
刀狩り令で、農民兵の百姓を田んぼの村へ帰し、職業軍人(家人、侍)をつくる兵農分離。
朝鮮出兵(文禄の役、慶長の役)は、城持ち大名の財力消耗と論功褒賞の領地獲り狙いと、中央集権・地方服従狙いではなかろうかと解き明かして見せた。
「その時 歴史が動いた」は、団塊世代の歴史に学ぶ潮流に乗って、高い視聴率をとり続けた。
その団塊世代が表舞台から退場がつづいて、番組も「長らくご覧いただきありがとうございました」と幕を降ろした。
4月から登場する新番組「歴史秘話 ヒストリア」に 期待するとしよう・・。
【写真・出典】いずれもNHKテレビから。
ここ35~40年間、日本の林業は衰退し続けている。
なのに、森林を育てる、間伐、収伐(成木を伐る)、植林、下刈りを担当する林業就業者が高齢化し後継者が居ない。
ところが「里山の山林をまとめ買いする」「林業の施業をして、立木を所有する(ヤマの木を買い占めて、伐って丸太・製材品を売る所有権を買う)」ビジネスモデルがでてきた。
これを500ha、1000haとまとめる。
これを証券化し、ファンド金融商品が組成され、投資証券として投資を募るのだという。
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細切れ債権をまとめて証券化しファンド商品としていく手練手管は、20世紀終末にアメリカが先行した金融工学商品ビジネスそのものではないのか。
変額年金保険、都市再開発投資資金、回収リスクの高い住宅資金(住宅金融専門会社融資)(サブプライムローン)・・。
株式ブーム、土地ブーム、財テク金融商品ブーム。
バブル景気、バブル崩壊、97~98年金融危機。
そして 失われた15年間。
資源ブーム(原油エネルギー資源の高騰、穀物・飼料の高騰)。
つぎにはCO2排出権取引、そして森林立木伐採権取引・・。
おそらくはCO2削減、地球温暖化防止に貢献する・・とか、
間伐放棄人工林を育てる、水源涵養・治山利水に貢献、
中山間村過疎地を活性化など、響きのよいことばに飾られて。
某国のファンドトレーダーが、
こりゃ“グリーンファンド”だ。売れるぞ!と叫んだとか。
「広報 いぬやま」2009.3/15 号。 表紙絵、トップ記事は、
「新生・羽黒小学校 全面新改築の基本構想発表」!
『木曾の流れに古城が映え ふれあい豊かな もりのまち』犬山、
未来を拓く子どもたちに「犬山の教育」(学びの学校)で はぐくむ、
と献身しつづける石田芳弘・前犬山市長。
住みたくなるまち、歩き回りたいまちづくりの田中志典現犬山市長。
地域が、みんなが待ち望んだ“おらが学校”“100年先を見据えた学校づくり”の、新改築の基本構想と青写真が全市民の手元に示された。
地域の一小学校が、ほぼそっくり“自ら学ぶ力を養う「学びの学校」の精神・コンセプト”に合致した、“まちの拠点”“まちむらのへそ”になろうとしている・・。
「水と緑と土」を守り、道路・上下水道のインフラを整備し、
そして 医療と教育。
「犬山の子どもは、犬山で育てる」と未来を子どもたちに残そう。
地域とともに、学習を支援する学校、校舎校地。
地域とともに、子どもたちの生活を守り、つくる学校。
休日、夜間にも、地域住民も利用する「地域・まちむらのへそ」になる。
「広報 いぬやま」2009.3/15 号。 表紙絵、トップ記事は、
「新生・羽黒小学校 全面新改築の基本構想発表」!
「学び」保障の配置。平成24年度最終完成。
1. 学習を支援する学校施設
(1) 犬山の教育・学習を支える 豊かな学習環境
(2) 少人数学級・少人数指導に適した教室構成
(3) 効果的な学習を支援できる普通教室・特別教室
(4) 機能を重視した教室配置と利用計画
2.子どもたちの生活を守る学校施設
(1)環境と安全に配慮した学校施設
(2)子どもたちの居場所を大切にした学校施設
(3)地域の伝統や遺産を継承する学校施設
3.地域とのつながりを大切にする学校施設
(1)羽黒地区の地域拠点としての小学校
(2)地域の避難施設としても利用できる学校
地域とともに、学習を支援する学校、校舎校地。
地域とともに、子どもたちの生活を守り、つくる学校。
休日、夜間にも、地域住民も利用する「地域・まちむらのへそ」になる。
地域の防災、避難施設として機能するだけでなく、
日常から、体育館、運動場、図書室、会議室、特別教室(一部)、多目的ホールを年中開放する、地域が、自分たちが利用する、・・・。
初等教育、中等教育から、生涯学習まで、
地域とともに次世代へ返す未来づくりが、いよいよ始まる。
五条川のサクラ並木。
前夜 春一番の風雨が明けて、
気温がぬるむ。
春の足音を教えてくれる「彼岸桜」。
朝方うっすらだが、薄化粧が目立つなあ、
と、気になりながら 出かけた。
日暮れ近くに帰ってくると・・・。
!?
ほころんでる! あっ 咲き始めている!!!
北風が当たりにくかった枝から 開花し始めている!
いよいよ サクラの季節。
まずは ペースメーカーの彼岸ザクラが走り出した。
ソメイヨシノのつぼみは まだ固い。
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