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青梅 小梅

パーマリンク 2009/05/18 00:36:44 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー


 今年の春。 桜の花を10日以上も満開状態で 楽しめた。
 やけに暖かい陽射しがつづき、まるで初夏のような日々。

 春本番2ヶ月というが ことしは春がどこかへ出かけていた。

 幼な児が「あっ ぶどう!」
 青梅の実がびっしりと実を結んでいた。

 小梅も 「もこもこと 行列してる」
 うーん、摘果の時季を計り損ねた春が過ぎていく。

入鹿池 満水 田植え近し

パーマリンク 2009/05/17 04:34:01 著者: モリゾー
カテゴリ: 五条川の四季

 五月半ば。 入鹿池 満水。
 あと4週間ぐらいで 「いりあけ」。

 1633年 入鹿6人衆の滅私の働きで築造された、
 日本一級のかんがい池。

 おかげで水不足に悩まされることはほとんどない。
 田植えが近づいたぞ。

 ここの水位は海抜メーターで測る。
 ただいま91㍍。 水底は83㍍くらいだから水深約8㍍。

 吐水堰は開放されて溢水させて調節中。
 余裕水位あと1.2㍍か。
 満々の池をみると 田んぼを思ってほっとする。

 

(石油)エネルギーなしで生きられない

パーマリンク 2009/05/16 23:48:54 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 20世紀初頭に 燃える水:石油を熱源にいち早く産業にし、精製して原料にする道を拓いたアメリカ。

 オイルはオイルマネーの巨万の富を産み、以来100余年世界の経済、通商、政治、外交はオイル資源の争奪の下地で歴史が動いてきた。

 地球温暖化防止、環境に優しい生活、産業を御旗に、脱オイル、代替自然エネルギーと新しい波がうねる。

 中近東のオイル産油国のあるリーダーは語る・・。
 「車は使わない」「旅行には行かない」有限の石油資源には頼らないためにとの声は高い。
 だが、現代の生活、産業は「(石油)エネルギーは使わない」「(石油)原料の道具、材料、製品、サービスを使わない」で生きていかれますか?
 だから、まだこれからもわれわれ産油国は資源の富の優位者であり続けられるのだ。

 だれか識者の仮説では、石油がない生活、社会、経済を時代的にさかのぼると、江戸時代後期の日本の姿にそっくり立ち戻るそうだ。
 水と緑と土壌が豊かであった江戸時代。人口が4~5000万人で平均寿命が55歳くらいの時代。
 農業国で高く豊かな庶民文化。世界ダントツの識字率の国。安全、安心、安定の中にも、夢とたくましい民の力があった時代・・。

 家電製品も自動車もなく、菜種油の明かりの時代に戻れるか・・・。
 やっぱり石油エネルギー、石油・合成樹脂なしでは生きられない。

“100年に一度の経済危機”(2)

パーマリンク 2009/05/15 09:30:27 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 彼岸の資源大国、食糧大国のアメリカ大統領は、
 “80年来の経済体制破たん危機”と捉えて、
 金融・証券、自動車の国家資本介入で、飛行姿勢を制御する。

 此岸の資源小国、食糧小国、工業貿易立国の宰相は、
 “100年に一度の経済危機”を回避してみせると言い、
 定額給付金、高速道路1000円乗り放題、年長組幼児の育児手当で、生活扶助するから、国民は「消費を増やして経済を立て直そう」と。
 わが国は「失われた10年の経済不況を克服してきたから」大丈夫だ、とのご宣託。

 この国の100年くらい前といえば、海外から資源を得ることで、
 農業国から工業国へ、工業製品貿易立国を目指していた。
 何を根拠に“100年に一度の経済危機”というのだろうか?

 114年前(1894)日清戦争、104年前(1904)日露戦争のころのこと?
 天変地変でいうならば、117年前(1891)濃尾大地震、85年前(1923)関東大震災。115年前(1893)から10年余も続いた大寒波・大干ばつと疫病・米不足・米騒動以来と言うのだろうか?

 76年前(1932)満州事変、71年前(1937)日中戦争からの耐乏経済、68年前(1945)ポツダム宣言受諾・無条件降伏と その後10年間・焦土からの敗戦後復興期。
 これよりも「経済危機」だと言うのだろうか。
宰相殿は 何処の国のことを言っているのだろうか?

 近ごろ、わが宰相殿は、口角泡を飛ばして、
 “100年に一度の経済危機を”と言わなくなった。
 定額給付金で口膏薬をしたつもりだろうか・・。

 新しい50年先、100年先への国家安定の設計図を描けているというのだろうか。

“100年に一度の経済危機”(1)

パーマリンク 2009/05/14 04:25:43 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 2008年9月ニューヨークはウォール街に始まった、
“金融工学製品”債権証券化金融商品の資本市場の崩壊。
 土地、株式、公社債債券。石油等資源、穀物等食糧の先物取引。つぎに住宅貸付債権、自動車割賦販売債権の債権証券化金融商品が、ドミノゲームのように一気に瓦解していった。

 資源大国のアメリカが、金融資本主義を自己批判して、
 国益・国家総動員で緊急措置を執っている。

 240年前、米英戦争で独立建国。
 建国100年後の内戦:南北戦争で、
 奴隷制解放・工業経済化立国へ転換してから140余年。
 いまだ「国敗れて山河在りの焦土」を知らない国のアメリカ。

 資源大国、軍事治安大国、経済資本大国のアメリカ。
 第一次世界大戦後の、80年前の経済大恐慌を克服してきたので、アメリカは“80年来の経済危機”という。

 わが宰相様は“100年に一度の経済危機だ”と叫ぶ・・。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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