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平成21年4月から 愛知県の県民税に新設された森林税。
「あいち森と緑づくり税」。
「あいち森と緑づくり事業」を始める、という。
(1)森林の整備
・・・間伐の実施、技術者の養成。
(2)里山林の保全
・・・放置された里山林の整備。
(3)都市緑化
・・・身近な緑づくり(都市に残された民有樹林の買い取り)、
緑の街並み推進(屋上・壁面の民有緑化)、
並木道再生、緑の体験学習。
(4)権の支援事業
・・・間伐や除伐や草刈りなど 森や緑の育成活動、
・・・公立小中学校に県産材の机・椅子を設置。
どれもこれも、県の歳入歳出の予算で、 一般会計予算で、できるのではないか。
単年度使い切りだから、複数年にまたがる事業はできない・・と?
複数年またがりでも実施できるように、それこそ「県の条例」を作れば足りること。 「県の職員ではそこまではできません」という声も聞いた。
ならば、知事が、議会人が 県条例で変えればいいだけの話し。
「あいちの森と緑づくり税」
国の法律によらない法定外の、県条例による地方税・・。
「森と緑は、環境保全や災害防止等 多様な公益的機能を有しています」
「近年、森林の荒廃や 都市の緑の減少・喪失に伴ない公益的機能が低下しています」「山から街まで緑豊かな愛知を実現するため」の財源です・・という。
起きた現象と、応急施策はわかるが、
これからも起き続け、進行する”発生、進行の症状”を、発生源から絶つ施策は・・?
荒廃・喪失を起こさせてしまった根本を 明らかにしていない。
(触れられたくないことでも あるのかな・・)
「水と緑と土」。郷土の風景・景観の恵みを もっと考えたい。
「あいち森と緑づくり税」について(お知らせ)平成21年4月愛知県。 うぐいす色のチラシ(A4判 1枚)を手にした。
5年間の時限条例。 その先は 結果を見て考える、と。
平成21年~平成25年度まで、個人県民税均等割りが500円増税です、と。
法人均等割りは@1千円~@4万円/年 増税。
個人から18億円、法人から4億円。合計年間22億円。
森林整備・都市住宅地緑化のための特定財源税。
「あいち森と緑づくり事業」に使います、と。
奥山で林道から300㍍以上奥の人工林の間伐に11億円。里山の再生に2億円。都市部並木道、公園住宅地緑化に7億円、公立小中学校に県産材の机いす整備・・。
うーん。 これって受益者負担税?
これまでの県民税でやれないの? なぜ、やりくりできないの?
山を削り、田んぼを埋めた人、里山手入れを放棄した人。
それで利益を得た人、国土維持管理責務を免れた人。 その負担は?
田畑を埋めさせた人、森林里山の手入れを放棄せざるをえなくさせた為政者・議会人・行政人の指揮者・教唆者(?)の負担は無いのだろうか・・。
森林税の先進県の高知県、群馬県、静岡県や長野県では どうなっているのだろうか。
瀬戸市品野町の「品野陶磁器センター」へ寄った。
「おかげさまで30周年。感謝の気持ちを贈ります。」
”道の駅”開設決定!のアナウンスあり。
このあたりに道の駅も無いし、
品野陶磁器工業協同組合にとっても朗報。
日本の台所に「せともの」は 欠かせないもので、
1000余年の巨大産地なのだから、堂々とオープンして欲しい。
折しも 瀬戸のまちは「窯元直売の せともの大廉売市」の日。
秋の空。
秋の雲。
忙中閑あり。
しばし 見とれる。
【写真】出先で。 春日井市 高蔵寺ニュータウンにて。
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