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竹の和紙。 竹から紙すき(紙漉き)。
「コウゾ・ミツマタから 和紙を漉く」なら、美濃和紙で解かる・。
竹の繊維は 節まで通って とてつもなく長い。
かなり硬く、いわゆる(コウゾの)和紙のやわらかさには及ばない。
若竹を木槌で叩き続けると、ほぐれてきて、「竹筆」が作れる。
書き味は剛毅で、力強い筆感・・。
竹で漉くには、一年がかりで漉き糊を作る。
春 若竹が伸びて竹皮を脱いだころ、伐採して材料を確保する。
節を外して2~30cmに切り落とし、桶樽に水で竹を漬け込む。
まるで大根の漬け込みのごとし。 竹本来のアク(灰汁)が出る。
一年漬け込み寝かせると、竹筒もほぐれてブヨブヨ状態に。
ほぐしてほぐして繊維を取り出し、糊状の漉き液にする。
厚手の和紙に漉いたり、ビーズ、草木を入れて漉く。
漉いた和紙の形は 四角と限らない。 丸良し、三角良し。
小原和紙のように、絵を描く和紙から、タペストリー。
手作りの掛け時計の文字盤。ランチョンマット、・・。
ランプシェード、コースター、絵葉書用紙、・・。
夢がいっぱい。 癒しがいっぱい。
和紙。 和紙に惹かれるのは、この国の恵みの豊かさか・・。
2月21日から4月4日まで、 犬山羽黒・「小弓の庄」で。
羽黒の竹紙教室 作品展示会が 開催中。
羽黒の竹紙教室の作品展示会が、ことしも始まった。
「紙すき は知っているが、竹を材料にしてもできる!!」
ぜひ、ご自分の目で確かめては いかが!
会場は 犬山市 羽黒 「小弓の庄」(まちづくり拠点施設) ( 名鉄小牧線 羽黒駅前 南・五条川近く)
(会場の「小弓の庄」前景)
[ 秋 ]
荒海や
佐渡によこたふ
天の河
--- 奥の細道 元禄2年---
※ 有れすさぶ日本海。 夜のはるかな闇の彼方には佐渡の島影が黒々と横たわっている。その中、天高いところに月光が白く浮かび、銀河が横たわって、初秋の冴えざえとした夜空に光っている。天地の寂しさの極みの情景に、俳聖・名匠の魂が輝く。
【写真】長谷川 俊・画伯 画・作。秋。(荒海や)。
「松尾芭蕉 奥の細道 」掛け軸四季揃え四幅組より。
長崎ちゃんぽん「リンガーハット」、牛丼「吉野家」、
カレーうどん「若鯱家」、そして「かっぱ寿司」回転寿司。
時間が無い! でも小腹が減った!
外気も寒いが、ふところも淋しい・・
・・・こんなときは日常茶飯事。
臆せず、ファストフードへ飛び込む。
なかでも回転寿司は 手軽でありがたい。
早い、安い、おいしさ満腹の、ごひいき横綱は「カッパ寿司」さん。
「また 行きたくなってしまう」は カッパ寿司さん。
こりゃあ かなりな太鼓持ちだな。
【写真】「かっぱ寿司」知立店にて。お店のお許しを得てパチリ。
[ 夏 ]
閑さや
岩にしみ入る
蝉の声
--- 奥の細道 元禄2年---
※ なんという静けさだろうか。ふと気がつくと、この静寂の中で蝉の声がする。そえはあたかも岩の中までしみ通っていくように感じがする・・。
【写真】長谷川 俊・画伯 画・作。『旅立ち』から引用。
「松尾芭蕉 奥の細道 」掛け軸四季揃え四幅組より。
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