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3月3日。 桃の節句。 ひな祭りの日。
「きょうのお昼ごはん(給食)は ちらし寿司だったよ!」
「みんなで飾って、おひなさんまつりを やったよ」。
幼い孫娘が 弾んだ声で 駆け戻ってきた。
手に かわいいお内裏様を抱えて・・。
空き容器、空き函や 紙粘土で造形し、
色紙や 絵の具で仕上げたそうな。
読み書き 九九算 お話し会もやるし、
泥んこ遊び、お絵かき、身近なものでモノつくり。
保育士さんの奮闘には いつも頭が上がらない・・。
地域の子は 地域で育てよう! ひなまつり 万歳。
水仙。 いい香り♪♪
♪ そのにほい 桃より白し 水仙花 ( 松尾 芭蕉 )
♪ 水仙や 寒き都の ここかしこ ( 与謝 蕪村 )
12月から4月まで ここかしこで 花が咲く。
見慣れた景色だが 見とれてしまう。
ギリシャ神話の美少年 ナルシサス。
泉に映った自分の姿に恋をして、毎日見つめつづけていたら、
いつの間にか 一本の花になってしまっていた、という。
学名を ナルシサスという「水仙」。
大正元年(1912)11月竣工。稲橋銀行の足助支店。
木造塗籠瓦葺2階建。 延べ面積144.05㎡。
明治後期から大正年間の、地方銀行社屋の典型的建物。
後年増築された頑丈な金庫室も展示開放されている。
名古屋、三州岡崎方面から信州へ通ずる道は、
“塩の道”“中馬街道”とも呼ばれ(飯田街道)、
足助の町は宿場町であり、在郷の町であり、商業町だった。
稲橋銀行足助支店。 銀行合併で、岡崎銀行となり、
戦後は東海銀行足助支店。 JA金融部を経て、
昭和57年6月11日 「足助中馬館」として開館。
愛知県の重要文化財。
商業、金融、交通、町並みなどの資料を展示。
徳利、土雛なども常設展示されている。入館料/無料。
ちょうど「中馬のおひなさん」祭りで、
雛飾りがいっぱい。 華やかに しっぽりと。
※「中馬」とは:ちゅうま。 江戸時代、信州の馬稼ぎ人たちが作った同業者組合のことで、「賃馬」「中継馬」が語源とか。
【写真上・中: 伊勢おはらい町、てこね寿司の「すし久」にて】
店先に粋な花活けの竹筒を見つけた。
伊勢神宮参りのあと、おはらい町からおかげ横丁へ向かうとき。
太く立派な青竹をくりぬいて、目の覚めるような花活け。
黄金色の稔りの秋の田に、稲のハザ架け風に仕掛けるとは!
森林の里山なら、根株の細工、流木細工となるところ。
里地里山でこの粋なこころ持ちに 溜飲もの。
この国の竹は育ちがよい。 成長が速い。 材は泉の如し。
青竹が、渋い色合いになっても これまた風情が出る。
【写真上・中: 伊勢おはらい町、てこね寿司の「すし久」にて】
【写真下・出典:「たんぽぽ館 フォトダイアリー」より】
投稿日 2006.01.08 http://tanpopokan.cocolog-nifty.com/blog/cat5187576/index.html
天正12年(1584)3月17日小牧・長久手の戦いの緒戦。
秀吉方・先陣池田勝人が犬山城に、家康方は小牧城へ入城。
3月17日早暁、羽黒の八幡林に陣を張った秀吉陣三千と、
家康方・酒井忠次ら五千との間で、激しい合戦が始まった。
緒戦で劣勢となった秀吉方。
その大将森長可の家来・野呂助左衛門父子は、命を賭して、
シンガリで秀吉軍を護りきった。
史跡とともにその英雄たちの歴史を伝承する。
末裔の野呂ご一族はじめ地元住民ともども集って
きょうは野呂助左衛門碑慰霊祭を、神式で執り行った・・。
<野呂助左衛門碑慰霊碑:犬山市羽黒字前川原。八幡林東隣>
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