?7『手近な素材から芸術を』 |
押し花アーティスト 水野 明美 |
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子育てが終わり、自分の時間が持てるようになったら、ちぎり絵をやりたかった。
そんな折、「押し花」の展示会を見て、その魅力にとりつかれた。
自宅の庭は日本庭園だったが、押し花に適した花をたくさん植えた。
押し花にする材料は 庭先にある草花で充分間に合うようになった。
何年か夢中でやり、1997年に押し花アーテイストのインストラクターの資格を得た。 |
<プロフィール>
1997年 インストラクター資格取得
1999年 世界押花デザイン展
リサイクルメールカード
コンテスト佳作入賞
2000年 第6回「花いっぱい大賞」
押し花はがきコンクール佳作
2001年 世界押花絵画展
JAPAN2001コンクール入選
世界おし葉ポストカード入選
うつくしま未来博全国押し花
コンクール入選
2002年 きずな大賞 特別賞
・・・などなど、多くの入賞、入選を重ねておられる。
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「ブライダルブーケ」 |
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夫が単身赴任。その地をたびたび訪れ、休日には二人で上高地、美ヶ原、安曇野などに出かけた。
自然豊かな風景の中で 目に見える色や形、自然の匂いや香り、ものの手触り、つまり五感のすべてに自然の美を求めて構図を練る。
遠近感を出したり、 花の種類を考えたりと、一番悩むところだが、また至福のひとときでもある。
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「自然との共生」 |
押し花には、花のほかに 木の皮、草花の根っこ、野菜・果物も使う。
また、背景とする 風景のバックには、正絹の布類、草木染めの布、和紙なども使う。
配材・配色の妙、意外性は限りなく、
創る楽しみは広がります。
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もともと、会社勤めで(そして今も)、趣味で始めたが、地域の人たちから教えて欲しいという声もあり、自宅で教室も開かれている。
人に教える、難しさを実感しているところ。
人それぞれの感性も関係しますが、何度もなんども回数を重ね、いろいろな作品を見て、どんどん自分のものにしようとする人は いい作品ができるようです。
また、結婚式のブーケ、還暦祝の花を記念に残しておきたいという人のために「押し花」にすることもされている。
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水野明美さんは 押し花を少しでも多くのひとに知って欲しいという夢があり、
そのために半年に一度無料体験の
講座も開かれている。
いそがしい日々を過ごすなかで輝いている人である。
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紹介者 : C/T |
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